空き家問題は、所有しているだけで固定資産税や維持管理費がかかり続ける「負の遺産」になりかねません。しかし、焦って解体したり、安易に手放したりすると、数百万円単位で損をしてしまうこともあります。
目次
【方法1】建物はそのままで!「古家付き土地」として売却
築年数が古くても、柱や梁がしっかりしている場合や、立地が良い場合は、無理に解体する必要はありません。 近年、昭和レトロな物件を自分好みにリノベーションしたいという若い世代や、投資家からの需要が増えているからです。
メリット:
解体費用(100万〜200万円)が不要で、手出しのお金がかからない。
固定資産税の優遇措置(住宅用地の特例)が継続される。
プロのアドバイス: 「雨漏り」や「シロアリ」の有無だけは事前にチェックしておきましょう。これらを告知せずに売ると、後で契約不適合責任を問われるリスクがあります。
【方法2】「解体更地渡し」で土地の価値を最大化する
建物がボロボロで倒壊の危険がある場合や、再建築が可能なエリアであれば、解体して更地にするのが王道です。 買い手にとって「すぐに新築を建てられる」というメリットがあるため、相場より高く、早く売れる可能性が高まります。
メリット:
土地の形状が分かりやすくなり、買い手の購買意欲が湧きやすい。
売却益から最大3,000万円を控除できる「空き家の特例」が使いやすくなる(※要件あり)。
プロのアドバイス: 解体工事の契約は、必ず「売買契約が決まってから」着工するように特約を結ぶのがコツです。万が一売れ残った場合、更地の高い固定資産税を払わずに済みます。
【方法3】最短・確実!専門業者による「買取」
「荷物を片付ける時間がない」「相続人で揉めていて早く現金化したい」「再建築不可物件で売れない」 このような場合は、仲介ではなく「買取(業者が直接購入)」を選ぶのがベストです。
一般の買い手を探す「仲介」とは異なり、不動産会社が買い取るため、以下のような強力なメリットがあります。
メリット:
現状有姿でOK: 残置物(家具やゴミ)そのままで引き渡せる。
契約不適合責任が免責: 売却後に雨漏りなどが見つかっても、責任を負わなくて良い。
スピード決済: 最短数日〜1ヶ月で現金化が可能。
まとめ:あなたの空き家に合った「出口」を選ぼう
空き家を手放す方法は一つではありません。
・建物に価値があるなら「古家付き売却」。
・土地として魅力があるなら「解体更地渡し」。
・手間なく早く手放したいなら「業者買取」。
重要なのは、地元の不動産屋だけでなく、「空き家活用に強い不動産業者」に相談することです。私共のような空き家活用に強い不動産業者はリノベーションや買取のノウハウを持っているため、他社で断られた物件でも値段をつけてくれることが多々あります。
まずは査定を依頼し、あなたの実家がどの方法なら一番高く売れるのか、診断してもらうことから始めましょう。
