「住宅ローンの返済が苦しい…」 「銀行から督促状が届いてしまった…」 「このままでは家が競売（けいばい）にかけられてしまうかもしれない…」現在、このような深刻なお悩みを抱え、不安な日々を過ごされている方はいらっしゃいませんか？

今回は、実際に競売の寸前で当社にご相談いただき、無事に問題を解決できたA様の事例をご紹介します。

ご相談の背景：突然の収入減と「競売開始決定通知」

ご相談者様は、奥様とお子様2人（中学生・小学生）の4人家族で、約8年前に郊外に新築戸建てを購入されたA様（40代）でした。

当初は順調に住宅ローンを返済されていましたが、数年前の景気変動によりA様の勤務先の業績が悪化。残業代やボーナスが大幅にカットされ、収入が激減してしまいました。

他の生活費を切り詰めても返済は追いつかず、ついに滞納が開始。銀行からの督促にも対応できずにいたところ、ある日、裁判所から「競売開始決定通知」という一通の封書が届いてしまったのです。

「家を強制的に追い出される」「近所に知られてしまう」とパニック状態になったA様は、藁にもすがる思いで当社の無料相談にお越しになりました。

なぜ危険？「競売」と「任意売却」の決定的な違い

A様が最も恐れていた「競売」。これは、裁判所の権限で家を強制的に売却する手続きです。競売には、所有者にとって非常に大きなデメリットしかありません。

・市場価格より大幅に安く売却される（市場価格の5～7割程度になることも）
・売却後の残債務（ローン残り）が多くなる
・引越し費用などが一切もらえない
・強制的に立ち退き日が決められる
・情報が公開され、ご近所に事情が知られてしまう

一方、私たちが提案した「任意売却」は、競売開始後であっても、債権者（銀行）の合意を得て、通常の不動産売買と同じように市場で売却する方法です。

・市場価格に近い価格で売却できる
・残債務を大幅に圧縮できる
・プライバシーが守られる（近所には通常の売却だと思われる）
・債権者との交渉次第で、引越し費用を捻出できる

A様のケースでは、競売のタイムリミット（入札開始日）までに、銀行を説得し、買い手を見つける必要がありました。

私たちの解決策：債権者交渉と迅速な販売活動

A様からご依頼を受けた私たちは、直ちに以下の行動を開始しました。

① 債権者（銀行）との交渉

まず、A様の代理人として銀行の担当者と面談。「競売を取り下げること」を条件に、任意売却の交渉を開始しました。 競売では2,000万円にしかならない可能性が高いこと、任意売却であれば市場で2,800万円で売却できる見込みがあること（＝銀行側の回収額も増えること）を、査定書を元に論理的に説明し、任意売却への切り替えを承諾させました。

② 迅速な販売活動と買い手の発見

競売の入札開始日まで猶予は3ヶ月。私たちはネットワークを駆使し、A様のご自宅の購入希望者を迅速に探索。約1.5ヶ月で、2,800万円での購入希望者を見つけることに成功しました。

解決の結果：競売を回避し、新生活への再スタート

売買契約は無事に成立。裁判所への手続きも行い、競売は正式に取り下げとなりました。

A様は、強制退去の不安から解放され、ご自身のスケジュールで引越し準備を進めることができました。さらに、債権者との交渉により、売却代金から引越し費用として50万円を確保することにも成功しました。

売却後、ローンは300万円ほど残りましたが、これについても銀行と交渉し、A様の生活状況に合わせて「月々1万円ずつ」という無理のない分割返済で合意。

A様は経済的にも精神的にも追い詰められた状況から脱し、ご家族と共に新しい賃貸住宅で穏やかな生活を再スタートされています。

まとめ：諦める前に、まずは専門家へご相談を

「競売開始決定通知」が届いたとしても、それは「終わり」ではありません。しかし、残された時間は非常に短いのが現実です。

任意売却という選択肢を知っているかどうか、そして、それを実行できる専門家（不動産会社）にどれだけ早く相談できるかが、あなたの未来を大きく左右します。

私たち「解決不動産」は、任意売却の豊富な経験とノウハウ、そして金融機関との交渉力を持っています。一人で抱え込まず、秘密厳守の無料相談まで、まずはお電話ください。解決の道は必ずあります。