空き家の有効活用はスタジオ化にある事が囁かれています

S様 40代
2025.4.16

トラブルの概要

SNSや動画媒体の普及と共に大きなセットではなくプチスタジオやコンセプトスタジオの需要が急激に伸びています。少しのリフォームで空き家をスタジオ化し収益も生み出す事に成功した事例をお伝えしてまいります。

THE・昭和の古民家の空き家をそのままスタジオ化


庭に縁側、畳にタイル張りのお風呂。
納屋に何度、レトロな壁紙のキッチン。

昭和の時代の面影を色濃く残す、実家の空き家の処分に困っていた40代S様が解決不動産にご相談の連絡をくださいました。

立地と空き家の内部を拝見させて戴き、当社解決不動産がご提案したものが古民家スタジオとしてのリスタートかそのまま二束三文での売却でした。
せっかくなら…という事で古民家スタジオへのリスタートで空き家の収益化を目指す事になり、行った施策が次の内容です。

トラブル解決に向けてのポイント

安全面に関する補修工事


古民家スタジオ化という事で少なくとも安全面に対しては気をつけなくてはなりません。
床が抜けないか、細部にめくれや剥がれによる突起物はないかなどを注意します。

また、ガラス類の破損も綺麗にしておきましょう。
もし、そういった事が面倒であれば古民家スタジオなどへの収益物件化は諦めて二束三文での売却か、大きなお金をかけて更地にするしかありません。

衛生面に関する補修工事や備品調達


お客様を招き入れて利用料を徴収するのですから、当然ながら衛生面は最重要項目となります。

特にトイレはお安いのでいいので取替工事を勧めており、お風呂やキッチンなどは当時の面影を綺麗に残すためにプロによるハウスクリーニングを行う事が良いでしょう。

他にはダニ・ノミ・ネズミなどの害虫駆除も徹底し、古民家スタジオだけど衛生面は現代のニーズにマッチさせたレベルが必要です。

また、除菌シート・手指消毒アルコール、コロコロなどを用意し利用者にも清潔な利用を行って戴く為の備品も必要です。

SNSでの集客が重要


空き家を古民家スタジオとして稼働させ、しっかりとした利益を出したいのであればポータルサイトへの登録は勿論の事、SNSでの集客も積極的におこなっていく必要がございます。

広告を打つのもいいですが、コストがそれなりにかかりますので最初は無料で招待・利用者にSNSでアップして貰う、作例も貸してもらう。
感じでカスタマーをインフルエンサーにした集客がお勧めです。

トラブル解決の対応と結果

まとめ


肝心の売上はと言いますと、平均して月間30~60万円程度ではないでしょうか。
補修工事などの投資を半年ほどで回収し、あとは維持費や税金類を引いても上手くやれば不動産投資のようなリスクはほぼゼロで収益が得られます。

空き家の処分に困っており、何とかミニマムスタートで収益化されたいというあなたさまは今回のS様のような古民家スタジオ化を考えてみてはいかがでしょうか。