私が任意売却を経験したのは、数年前のことです。当時、会社を経営していたのですが、事業がうまくいかず、あっという間に資金繰りが悪化しました。何とか持ち直そうと奔走しましたが、状況は好転せず、最終的には会社の資金と個人の資産を切り崩す日々が続きました。

気持ちはどん底に

気がつけば、住宅ローンの返済も滞りがちになり、金融機関からの督促状が頻繁に届くようになりました。最初は「もう少し頑張れば…」と思っていましたが、精神的にも肉体的にも追い詰められ、夜も眠れない日々が続きました。ついに、競売開始決定通知書が届いたときは、目の前が真っ暗になりました。家族にも大きな心配をかけてしまい、自分を責める毎日でした。

このままでは、大切なマイホームが強制的に手放され、しかも残ったローンは全額請求されるという最悪の事態になる。しかし、どうすればこの状況を打開できるのか、私には全く分かりませんでした。

任意売却という「希望の光」と、成功への道のり

絶望の淵にいた私を救ってくれたのは、知人の紹介で知った任意売却の専門家である解決不動産さんの存在でした。

最初は「本当にうまくいくのか？」と半信半疑でしたが、担当者の方は私の状況を親身に聞いてくれ、任意売却のメリット・デメリット、そして具体的な進め方を分かりやすく説明してくれました。

私が特に「これは！」と感じた、任意売却成功へのポイントは以下の3つです。

任意売却のエキスパートとの信頼関係の構築

何よりも大きかったのは、任意売却に関する豊富な知識と経験を持つ専門家（解決不動産さんの任意売却専門チーム）と出会えたことです。

私のケースでは、複数の金融機関との交渉が必要でしたが、解決不動産さんが間に立って粘り強く交渉してくれたおかげで、無事に合意形成ができました。自分一人では決してできなかったことです。彼らを信頼し、情報を包み隠さず共有することが成功の第一歩でした。

金融機関との積極的な交渉

解決不動産さんのアドバイスのもと、金融機関に対し、売却後の残債について分割払いを提案したり、状況によっては一部免除の交渉も行いました。競売よりも任意売却の方が金融機関にとっても回収額が高くなる可能性が高いため、互いに協力し合う姿勢が重要だと感じました。

迅速な行動と情報開示

競売の手続きは刻一刻と進みます。私は解決不動産さんの指示に従い、必要な書類を迅速に準備し、物件情報なども正直に開示しました。

特に、「競売開始決定通知が届く前」、つまり督促の段階で相談していれば、もっと余裕を持って対応できたと反省しています。早めの行動が、交渉の余地を広げることになります。

最終的に、私の家は市場価格に近い価格で売却でき、残ったローンについても金融機関と無理のない返済計画で合意することができました。競売になることなく、円満に家を手放せたこと、そして再スタートを切る道筋が見えたことに、心から安堵しました。

まとめ

今回のケースのように上手くいけばいいですが、あれよあれよと競売になってしまうケース、手遅れになってしまうケースも多々お見受けいたします。

ローン返済が滞ってから相談ではなく、滞りそうという段階で解決不動産までご相談戴ければ傷を最小限でふさぐことが可能です。

我慢せず、耐えず、早々にご相談いただければ幸いです。